前回から、おうちでのカフェタイムに取り入れられる、サスティナビリティな工夫をご紹介しています。

地球環境を守り、育み、世界中の人々が、豊かに、幸せに暮らせる未来のために、様々な形で実現を目指す「サスティナブルな社会」。

難しく考えすぎずに、長く続けてできる・負担に感じないというレベルの、少しの「気付き」を繋げていくことが、サスティナブルな社会の実現を後押しする一歩になります。

今回の記事でも、無理なく取り入れられる、手軽で、些細な、SDGsへの一歩に繋がるアイデアをご紹介します。



◇かたわらに、リネンクロスを
ちょっとこぼした時や、手や口が汚れた時、つい手近にあるティッシュを使っていませんか？

木材パルプを原料とするティッシュの消費量を減らすことは、森林を守ることに繋がる上、家庭ゴミの排出量も大きく削減できます。

小さめのリネンクロスを、ティッシュの代わりに、すぐに手の届くところに置いておくと、食べこぼしや汚れをさっと拭けて便利です。

丈夫で、使えば使うほど風合いが良くなるリネンは、見た目にもおしゃれで、カフェタイム中のテーブルに置いておくのにもピッタリ。



◇「テイクアウト」よりおうちカフェ
お気に入りのカフェで、ドリンクをテイクアウトするのもいいですが、テイクアウトしようかな？というタイミングの、何回かに一回かを、おうちカフェに変えるだけで、資源の節約になります。

テイクアウト用の容器は、プラスチック製品や、使い捨て容器が使われている事が多いので、マイボトルを持参するだけでも、エコにつながります。



◇「出がらし」は、リユースで無駄なく活用
コーヒーや紅茶を抽出した後の「出がらし」になった豆・茶葉は、すぐに捨てずにリユースすることができます。

例えば、
・コーヒー豆や茶葉の持つ消臭効果を利用して、脱臭剤を作る。シューズキーパーにしたり、冷蔵庫に入れておいても◎
・花や野菜の肥料として土に撒く。
・手作りスイーツの材料として。
・フェイススクラブや入浴剤として。

無駄なく全てを使い切ることで、ゴミを減らすことができる上、限られた資源を大切に使うことにも繋がります。

一つ一つはちっぽけで、「自分一人が努力しても、何も変わらない」と感じられる方もおられるかと思います。

でも、一人ずつが小さな努力を積み重ねることで、未来の暮らしは、今より少し良くなっているかもしれません。

皆さんの輝く未来を、皆さん自身の手で掴めるよう、「出来ることを、少しずつ」変えていきましょう。

カフェタイムにまつわるサスティナビリティのアイデアは、ひとまず本記事で終了です。
機会があれば、また別のアイデアもご紹介させていただきますので、お楽しみに。