前回から、「お家の中の小さなくつろぎ空間」ヌックについての活用方法をご紹介しています。今回も引き続き、ヌックを導入されているお宅が、どんな風にしてヌックを使われているのかを、見ていきたいと思います。

スコットランド語で「温かくて心地のいい場所」を意味する「neuk」を語源とするヌックは、こんな風に使わないと！こんな空間でないと！といった決まりがあるわけではありません。
家族の暮らし方によって、ヌックの在り方は多種多様です。

今回の記事を参考に、我が家ならどんなヌックがあればいいか、どんな空間にしたいのか、ぜひ一度考えてみて下さい。


idea03:hobby space
自分だけのささやかな「趣味のスペース」が欲しいと思いながらも、趣味の部屋として一室を持つほどではないかな？という方は、意外と多いものです。そんな方にも、ヌックという狭い空間は、うってつけであると言えます。

日当たりのちょうど良いスペースに、多肉植物のディスプレイ棚を造ったり、レコードプレーヤーを置いて、壁面にはお気に入りのレコードを飾ったり・・・。

小さな場所だからこそ、自分だけの理想の空間を、気軽に創ることができます。

idea04:tea space
家事の合間の一休みや、のんびり過ごしたい休日のひとときに、日常を離れてくつろぎのティータイムを楽しむ場所があると、素敵だと思いませんか。

いつものコーヒー、いつものカップでも、特別な空間があれば、とっておきの特別なティータイムになります。自分だけの小さなカフェを、ヌックに作ってしまいましょう。

お茶菓子や、ティーポットを置くための机と、落ち着ける椅子があれば、ヌックはいつでも、どこにでも造れます。

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前回の記事でも少し触れたように、ヌックは家づくりの段階で設計する方法だけではなく、暮らしているお家に、工夫をして「追加」することもできます。
例えば、押し入れだったスペースや、使っていないリビングの一角。
そこに、クッションやパーソナルチェアを置いたりして、ゆったり過ごせるようにするだけでも、ヌックとしては十分な空間になります。

在宅時間の増える冬だからこそ、一人で過ごす時間を大切にできるヌックを上手に取り入れて、おうち時間を楽しんでみましょう。