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お家で楽しむ手軽でセンスの良いアートのススメ【後編】

前回から、素敵なお家には欠かせない「アート」と、そこに暮らす「人」や「インテリア」との調和をテーマにご紹介しています。

今回は、アートとして飾るだけでなく、日用品としての実用性も兼ね備えた、暮らしに寄り添うアートをピックアップします。

美術品の価値や魅力がわからない、という方には、絵画や立体造形よりも親しみやすく、アートのエスプリを、使う中でより実感することができるでしょう。



#ceramic 【陶磁器】

フラワーベースや食器といった陶磁器類の中には、アートと呼ぶのに相応しい、凝った造形の物が数多く存在します。
鍋敷きとしても使えて、壁に飾ってもおしゃれなタイルや、いつまでも眺めていたくなるほど、細部まで美しいフォルムの箸置きなど、日用品として使用するだけではもったいない物は、見せる収納をすると、立派なアートに。

陶磁器の持つ、柔らかで温かみのある印象から、ナチュラルなインテリアコーディネートにはよくマッチしますが、反対に、アーバンな雰囲気のインテリアの中では、やや浮いてしまう場合も。
アートとして取り入れたいなら、お部屋の雰囲気に合うかどうか、購入前にシミュレーションしてみるといいでしょう。



#furniture 【家具】

デザイナーがシルエットにこだわって製作した家具は、アートとしての完成度も抜群です。

ランプシェードや、チェア・スツールなどは特にアートの要素が強い物も多く、置くだけでその場の印象を大きく変える力を持っています。

空間に占める割合が、他のアートに比べると大きめなので、お部屋の模様替えをしたい時や、買い替えたい時などには、コスト的にも保管場所的にも、やや負担が大きいという側面もあります。気に入ったものを大切に、長く使いたい、という方向けのアートと言えるでしょう。

以前こちらで公開した名作チェアの記事も、参考になるかもしれません。併せてご覧ください。



日本人は古くから、「機能美」というものを追求した物作りをしてきました。美しいデザインで、使い勝手にもこだわって作られた製品は、探せばたくさん見つかります。

アートを取り入れよう!と意気込まなくても、暮らしに必要な物で、美しいと思える物を見つけて、すぐに手の届く所に置く、暮らしの中でふとした時にそれを見て、使って、また美しいと感じる、そんな風なアートの形もあっていいのだと思います。

アートは、お家の雰囲気を作るのはもちろんのこと、日常の中に、束の間の非日常をもたらしてくれるという役割も持っています。
皆さんが、アートでおうち時間を、よりハッピーな時間にできますように。
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