ヴェルドの記事をご覧になっている皆さんは、カフェのようにおしゃれで、ゆったり時間が流れる家づくりに関心をお持ちの方が多いのではと思います。

そんなおしゃれなお家に、なくてはならないのが「アート」。
絵画や立体造形、雑貨など、お洒落なお家には必ずと言って良いほどセンスの良いアートが飾られています。

しかし、いざ自宅に取り入れようと思うと、何が我が家のインテリアに合うのか、迷ってしまうかもしれませんね。

今回は、さまざまなアートのカテゴリーごとにマッチしやすい、インテリアやお家の雰囲気を考えてみませんか。



#painting【絵画】

お家に飾るアートと言えば、1番に思いつくのは、やはり絵画でしょう。

プリントされたレプリカ作品や、油絵、デジタル作品など、選択の幅も広く、お部屋やお家に合わせたセレクトが容易です。
ただ、どんな種類の絵画であっても、紫外線にさらされる環境で劣化しやすくなるという点は、共通しています。紫外線が直接入ってくる天窓・吹き抜け窓などがある場所に飾ることは、おすすめできません。

最近ではNFTアートを始めとする、アマチュア作品も人気で、従来よりも絵画を暮らしに取り入れやすい環境になってきているので、お気に入りの一枚をあちこち探すのも楽しみになりそうです。



#3D art 【立体造形】

彫刻作品や、クレイアート・ガラス細工などのオブジェも、空間の印象を決定づける、大きな要素になります。

ダイナミックでボリュームのある物は、場所を取る代わりに、お部屋の生活感を薄める効果が絶大ですし、反対に小物なら、一つではアートとしての存在感は薄いものの、いくつか組み合わせたり、複数箇所に置くことで、お部屋の統一感を演出することができます。

お掃除の手間がかかることや、繊細なディティールのものが多いため、お子さんがおられるお家に置く場合には、配慮が必要でしょう。

手の届かないところに飾ることを想定するのであれば、モビールや壁掛けできる物の中から好みのものをリサーチしてみてもいいかもしれません。



アートと言った時に、想像されるケースの多い二つのカテゴリーを、今回はご紹介しました。

美術品の鑑賞に不慣れな方や、アートの見方がわからない、という方は、お家に飾るアートにも迷われる場合が多いです。

アートそのものを気に入ることも、もちろん大切ですが、迷ってしまうのであれば、お部屋の雰囲気や暮らし方から考えてみると、別の観点でセレクトができます。

次回は、暮らしの中で使用することもできる、実用性を兼ね備えたアートをご紹介します。ぜひご覧下さい。